公開:2025年7月18日
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GitLab 18.2でリリースした最新機能を公開します。

本ブログは、GitLab 18.2 Releaseの抄訳です。内容に相違がある場合は、原文が優先されます。
このたび、GitLab 18.2のリリースを発表しました。このリリースでは、IDE向けGitLab Duoエージェントプラットフォーム(ベータ版)、イシュー・タスク用カスタムワークフローステータス、新しくなったマージリクエストのホーム画面、セキュリティを強化する不変コンテナタグなど、さまざまな機能が追加されました。
これらの機能は、今回のリリースに含まれる30以上の改善点のほんの一部です。この記事では、お役に立つアップデートをすべてご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
GitLab 18.2には、GitLabコミュニティのユーザーから152件ものコントリビュートがありました。ありがとうございました!GitLabは誰もがコントリビュートできるプラットフォームであり、今回のリリースもユーザーのみなさまの協力なしには実現しませんでした。
来月のリリースで予定されている内容を先取りするには、今後のリリースページをご覧ください。
GitLab 18.2のリリースでは、IDE向けGitLab Duoエージェントプラットフォーム(ベータ版)と、イシュー・タスク用カスタムワークフローステータスが追加されました。クリックしてSNSで共有しましょう!
DB Systel GmbHのプラットフォームエンジニアであるMarkus Siebertさんは、GitLab CI/CDにネイティブなAWS Secrets Managerサポートを導入するコミュニティの取り組みを主導しています。これは、パイプラインでの安全なシークレット管理という重要なエンタープライズニーズに応えるものです。わずか6週間で172件もの活動を記録し、「AWS Secrets Managerからのシークレット取得機能の追加」「AWS SSM ParameterStore用GitLab CI設定エントリの追加」「AWS Secrets Managerのドキュメント作成」など、複数のマージリクエストを通じてAWS Secrets ManagerとAWS Systems Manager Parameter Storeの両方のサポート実装に精力的に取り組んでいます。
Markusさんを推薦したGitLabのAditya Tiwari(Secureチームのシニアバックエンドエンジニア)は次のように述べています。「Markusさんの取り組みにより、AWS環境を利用する GitLabユーザーは、サードパーティツールやカスタムスクリプトに頼ることなく、CI/CDシークレットを安全に管理できるようになりました。これは、AWSサービスを標準化しているエンタープライズユーザーにとって特に価値のある機能です。」
初期実装からドキュメント作成まで、この機能を完成させようとするMarkusさんの献身的な姿勢、そしてフィードバックに基づいてマージリクエストを継続的に改善する取り組みは、コミュニティコントリビューションの理想的な例です。また、AWS ユーザーのためにGitLabをより良いものにするコミュニティ主導開発の力を示しています。
このコントリビュートはGitLab共同開発プログラムを通じて実現されました。
この場を借りて、GitLabにコントリビュートしてくれたMarkusさんに感謝します!
SaaS: Premium、Ultimate、Duo Core、Duo Pro、Duo Enterprise
Self-Managed: Premium、Ultimate、Duo Core、Duo Pro、Duo Enterprise
GitLab Duoエージェントプラットフォームを使用して、VS CodeとJetBrains IDEでAgentic Chatとエージェントフローを直接利用できるようになりました。コードベースやGitLabプロジェクトと自然な会話形式でやりとりできます。
Agentic Chatは、ファイルの作成・編集、パターンマッチングやgrepを使用したコードベース全体の検索、コードに関する質問への即座の回答など、素早く会話的なタスクに対応しています。
Agent Flowは、より大規模な実装や包括的な計画を担当し、概念からアーキテクチャまでの高レベルなアイデアを実現しながら、イシュー、マージリクエスト、コミット、CI/CDパイプライン、セキュリティ脆弱性などのGitLabリソースにアクセスします。
どちらの機能も、ドキュメント、コードパターン、プロジェクト探索のための高度な検索機能を備えており、簡単な編集から複雑なプロジェクト分析まで、様々なタスクの実行をサポートします。
このプラットフォームは、Model Context Protocol(MCP)にも対応しており、外部のデータソースやツールへの接続が可能で、AI機能がGitLab上の情報だけでなく外部のコンテキストも活用できます。
利用を開始するには、GitLab Duoエージェントプラットフォームに関するドキュメント、VS Codeセットアップガイド、JetBrainsセットアップガイドをご覧ください。
SaaS: Premium、Ultimate
Self-Managed: Premium、Ultimate
ステータス設定が柔軟になったことで、これまでの「オープン/クローズ」だけの単純な管理方法に代わり、チームの実際のワークフローステージに沿って作業アイテムを追跡できるようになりました。
チームのプロセスを正確に反映したカスタムステータスを定義できるようになったことで、ラベルに頼る必要がなくなりました。ステータスを自由に設定することで、次のことが可能になります。
カスタムワークフローステータスは、コメントでのクイックアクションにも対応し、GitLabのオープン/クローズシステムと自動で同期します。
本機能の改善に向けたご意見やご提案を、ぜひフィードバックイシューよりお寄せください。
SaaS: Free、Premium、Ultimate
Self-Managed: Free、Premium、Ultimate
複数のプロジェクトで、作成者とレビュアーの両方の立場で多数のマージリクエストを同時に対応していると、コードレビューの管理は非常に大変になります。
マージリクエストのホーム画面が新しくなりました。早急に対応が必要な作業がわかるようスマートに優先順位を付け、以下の2つの表示モードを使用してレビュー作業の進め方を示してくれます。
有効タブには対応が必要なマージリクエストが表示され、マージ済みタブには最近完了した作業が表示されます。また、検索では包括的なフィルタ機能を使用できます。
また、新しいホーム画面では、自分が作成したマージリクエストと割り当てられたマージリクエストの両方がまとめて表示されるため、可視性がさらに向上し、担当作業の見落としを防ぐことができます。

SaaS: Ultimate
Self-Managed: Ultimate
コンテナレジストリは、現代のDevSecOpsチームにとって重要なインフラストラクチャです。しかし、保護されたコンテナタグがあっても、組織には依然として課題があります。それは、タグが作成された後でも、十分な権限を持つユーザーであれば変更できてしまうという点です。これは、本番環境の安定性を特定のタグ付きコンテナイメージに依存しているチームにとってリスクとなります。権限を持つユーザーによる変更であっても、意図しない変更が発生したり、デプロイの整合性が損なわれたりする可能性があります。
不変コンテナタグを使用することで、コンテナイメージを意図しない変更から保護できます。不変ルールに一致するタグが作成されると、そのコンテナイメージは誰にも変更できなくなります。今後は以下のことが可能になります。
不変コンテナタグを使用するには、次世代コンテナレジストリが必要です。このレジストリは、GitLab.comではデフォルトで有効になっています。GitLab Self-Managedインスタンスで不変コンテナタグを使用するには、メタデータデータベースを有効にする必要があります。

SaaS: Premium、Ultimate
Self-Managed: Premium、Ultimate
GitLab PremiumおよびUltimateユーザーは、グループとプロジェクトでIDE内のコード提案とGitLab Duo Chatの利用可否を変更できるようになりました。以前は、インスタンスまたはトップレベルグループでのみ利用可否を変更できました。

SaaS: Ultimate
Self-Managed: Ultimate
コンプライアンスセンターは、コンプライアンスチームがコンプライアンスステータスのレポート、違反レポート、コンプライアンスフレームワークの管理などを一括して行える場所です。
新たに導入されたグループ概要コンプライアンスダッシュボードは、グループ内のすべてのプロジェクトに関するコンプライアンス情報を集約してコンプライアンスマネージャーに提供します。この最初のイテレーションでは、以下の情報が表示されます。
この新しいグループ概要により、コンプライアンスマネージャーは、コンプライアンス対応状況の明確な全体像を一元的な画面で把握できるようになりました。

Self-Managed: Premium、Ultimate
GitLab管理者は、インスタンスレベルでワークスペースKubernetesエージェントをマッピングできるようになりました。これにより、ユーザーはそのインスタンスに含まれるどのグループやプロジェクトからでも、ワークスペースを作成できるようになりました。
組織はワークスペースKubernetesエージェントを一度プロビジョニングするだけで、インスタンス全体の現在および将来のすべてのプロジェクトからそのエージェントにアクセスできるようになり、ワークスペースのスケーラビリティが大幅に向上します。

SaaS: Ultimate
Self-Managed: Ultimate
脆弱性管理の状況や進捗を他の関係者と共有するために、各プロジェクトまたはグループのセキュリティダッシュボードをPDFドキュメントとしてエクスポートできるようになりました。

Self-Managed: Ultimate
コンプライアンスが重要となる大規模な組織では、複数のプロジェクトやグループにポリシーが分散していることが多く、チームはその断片化されたポリシーの管理に苦労することがあります。ポリシーが一元的に可視化されていない状態では、ポリシーを一貫して適用するのに時間がかかり、コンプライアンスリスクの増大にもつながります。
一元的なセキュリティポリシー管理は、GitLab組織全体にわたってセキュリティポリシーを作成、管理、適用するための統一されたアプローチを導入するものであり、指定された単一のコンプライアンスおよびセキュリティポリシー(CSP)グループを通じて実現されます。これにより、セキュリティチームは以下のことを行えるようになります。
このベータ版リリースでは、一元的なポリシー管理のための基盤となるフレームワークを確立し、グループ、プロジェクト、またはインスタンス単位で設定可能なすべての既存のセキュリティポリシータイプに対応しています。

2025年7月22日に更新予定
原文(英語)はこちら
GitLabでは、ユーザーに可能な限り最高の環境をお届けできるよう尽力しています。リリースのたびに、バグを修正し、パフォーマンスを改善し、UIを向上させるためにたゆまぬ努力を続けています。GitLabは、100万人を超えるGitLab.comユーザーをはじめ、GitLabのプラットフォームを利用するすべての人にスムーズでシームレスな体験をお届けすることを約束します。
18.2で提供されたすべてのバグ修正、パフォーマンスの強化、UI改善を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。
新たに非推奨になった機能、および現在非推奨になっているすべての機能の一覧は、GitLabドキュメントで確認できます。今後の破壊的な変更について通知を受け取るには、破壊的な変更のRSSフィードにサブスクライブしてください。
削除されたすべての機能の一覧は、GitLabドキュメントで確認できます。今後の破壊的な変更について通知を受け取るには、破壊的な変更のRSSフィードにサブスクライブしてください。
変更内容をすべて表示するには、次のページから変更履歴を確認してください。
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監修:ソリス ジェレズ / Jerez Solis @jerezs (GitLab合同会社 ソリューションアーキテクト本部 ソリューションアーキテクト)